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バターがますます入手困難になる前にやってみたいこと

料理というのものは、とにかくバターをたくさん使っておけば大概どうにかなるものである。例えば温かいご飯の上に一片のバターと醤油をたらすだけでもかなり豪勢な飯になる。また、子供の頃、母親がおやつのクッキーを焼く手伝いをした時、僕はバターと砂糖を混ぜる役を仰せつかったのだが、程よく溶けたバターにシャリシャリの砂糖を混ぜたものを舐めてみると、これだけでもかなり美味しい。なんならクッキーなんぞ焼かなくてもいいから、この砂糖バターを全て舐めさせて欲しいなどと、これからクッキーを焼いてくれる親心を無下にするようなことを本気で思ったくらいである。

ところが最近はバターをスーパーで買い求めることが難しくなっているらしい。嫁さんの話によると、いつもバターが陳列されている棚に「お一人様一点まででお願いします。」という表示がされているのはいいとして、そもそもバターが売れ残っているのを見ること自体が非常にまれであるらしい。

新聞や雑誌の記事を読んでみると日本でバター不足が深刻であることは確かであるらしい。もともと高齢化で酪農家が減っていたところに、円安による原材料の高騰により、バターの元である生乳の生産が減っているとのことである。日銀によるさらなる金融緩和が発表される前のことだったと思うので、円安による原材料費の高騰はより深刻化するものと思われる。一方で、これからクリスマスシーズンに入るので、バターの需要は高まっていくだろう。

子供の頃に夢見ていた砂糖バターの一気食いは、体重が増えるんじゃないかとか、健康上よろしくないんじゃないかという懸念から控えていたのだが、しばらくバター入手困難な時期が続くのであれば、今こそやってみる良い機会なのかもしれない。